基本情報
- 系統・区分
- 黄肉・良食味
- 生産者
- 長崎県/農研機構系
- 熟期
- 早生
- 収穫までの日数
- 約 92 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
栄養繁殖の種いも。インカ系の良食味を受け継ぐ黄肉品種。カロテノイド含有が特徴。
概要説明
インカのめざめの甘さを暖地でも作りやすい形にすることを目指し、平成23年に長崎県の農業試験場が育成したのがながさき黄金(ながさきこがね)です。いもは卵形で皮は淡い黄褐色、肉は濃い黄色で、カロテノイドを多く含みます。肉質はやや粉質で、加熱すると栗に似た甘味とこくがあり、インカのめざめに近い味わいをより大きないもで楽しめます。煮崩れは中程度です。休眠が短く、春に穫ったいもを秋作の種いもに使えるため、暖地では春作と秋作の二期作ができます。早生で植え付けから90〜95日、収量はインカのめざめより格段に多く、いもの大きさも一般品種に近いです。反面、貯蔵性は低く、収穫後2か月ほどで芽が出るので早めに使うか冷蔵します。そうか病と疫病に注意します。関東以西の家庭菜園で、甘い黄肉いもを収量も確保しながら作りたい人に向く品種です。
ながさき黄金の特徴
- インカのめざめの甘さを暖地向きにした黄肉
- 栗に似た甘味とこく、カロテノイドが多い
- インカのめざめより収量が格段に多い
- 休眠が短く春秋の二期作ができる
- 早生で植え付けから90〜95日
- 貯蔵性が低く2か月ほどで芽が出る
向いている使い方
- 蒸してそのまま甘さを味わう
- 皮ごと素揚げやロースト
- ポタージュやスイーツ
- 秋作にも使える
じゃがいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはじゃがいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- じゃがいもの種いもの準備 — 食用いもを使わない理由から、切る向きと切り口の乾かし方まで、植え付け前の三週間で決まる部分をまとめます。
- じゃがいもの植え付け・畝立て — 地温で決まる適期、石灰を入れない土づくり、深さと株間の考え方を、収穫までの逆算で説明します。
- じゃがいもの芽かき・土寄せ — 芽を二本に絞る意味と、二回の土寄せで緑化を防ぐ設計を、時期の目安つきで解説します。
- じゃがいもの月別の作業 — 春作と秋作それぞれの月ごとの作業と、その月に迷いやすい判断の基準を一覧にしました。
- じゃがいもの病害虫と緑化 — どの時期に何を警戒するかを整理し、そうか病と緑化という二つの厄介な問題の予防を設計します。
- じゃがいもの収穫と貯蔵 — 茎葉の枯れ具合で収穫日を決め、洗わず光を遮って貯蔵するまでの手順と理由をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「じゃがいも」、品種に「ながさき黄金」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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