基本情報
- 系統・区分
- 小粒・赤皮黄肉
- 生産者
- 農研機構
- 熟期
- 早生
- 収穫までの日数
- 約 90 日
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
栄養繁殖の種いも。赤皮に黄肉、食味重視の小粒系。収量より食味を重視する家庭菜園向き。
概要説明
インカのめざめの栽培中に見つかった赤皮の変異株から選抜された品種がインカのひとみで、平成16年頃から流通しています。いもは小粒で1個30〜50グラム、皮は赤紫色で芽の周りが特に濃く、肉は濃い黄色です。味はインカのめざめとほぼ同じで、加熱すると栗のような甘味とナッツに似た香りがあり、肉質は粘質寄りで煮崩れは少ないです。赤い皮と黄色い肉の対比が美しく、皮ごと調理すると見栄えがします。栽培の性質もインカのめざめと同じで、収量は一般品種より少なく、休眠が極めて短いため収穫後すぐに芽が出ます。冷蔵庫で低温貯蔵すると芽が抑えられ甘味が増します。早生で植え付けから90日前後、春作では3月に植えて6月に穫ります。休眠が短いので秋作にも使えます。小粒なので株間を狭くして数を穫り、疫病にやや弱いので適期に収穫します。収量より食味を重視する家庭菜園向きです。
インカのひとみの特徴
- インカのめざめの赤皮変異から選抜
- 赤紫皮に濃黄肉の対比が美しい
- 栗のような甘味とナッツの香り
- 1個30〜50グラムの小粒で収量は少ない
- 休眠が極めて短く冷蔵貯蔵が向く
- 早生で植え付けから90日前後
向いている使い方
- 皮ごと蒸して彩りを活かす
- 皮ごと素揚げ
- ポタージュやスイーツ
- 秋作にも使える
じゃがいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはじゃがいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- じゃがいもの種いもの準備 — 食用いもを使わない理由から、切る向きと切り口の乾かし方まで、植え付け前の三週間で決まる部分をまとめます。
- じゃがいもの植え付け・畝立て — 地温で決まる適期、石灰を入れない土づくり、深さと株間の考え方を、収穫までの逆算で説明します。
- じゃがいもの芽かき・土寄せ — 芽を二本に絞る意味と、二回の土寄せで緑化を防ぐ設計を、時期の目安つきで解説します。
- じゃがいもの月別の作業 — 春作と秋作それぞれの月ごとの作業と、その月に迷いやすい判断の基準を一覧にしました。
- じゃがいもの病害虫と緑化 — どの時期に何を警戒するかを整理し、そうか病と緑化という二つの厄介な問題の予防を設計します。
- じゃがいもの収穫と貯蔵 — 茎葉の枯れ具合で収穫日を決め、洗わず光を遮って貯蔵するまでの手順と理由をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「じゃがいも」、品種に「インカのひとみ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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