基本情報
- 系統・区分
- 紫肉・加工向き
- 生産者
- 農研機構
- 熟期
- 中生
- 収穫までの日数
- 約 100 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
栄養繁殖の種いも。濃紫肉でアントシアニンが多く、ポテトチップスや彩り料理向き。
概要説明

肉まで濃い紫色のじゃがいもとして平成18年に北海道農業試験場が育成したのがシャドークイーンです。いもは長卵形で皮は濃い紫、肉も切り口全体が鮮やかな紫色で、アントシアニンを豊富に含みます。加熱しても色が残るので、ポテトチップスやフライにすると紫色の見た目がそのまま楽しめ、ポタージュやマッシュにすると鮮やかな紫のペーストになります。肉質はやや粉質で、味は一般のじゃがいもに近く癖はありません。ゆでると色が少し抜けるので、蒸すか揚げると色がよく残ります。中生で植え付けから100日前後で収穫し、春作では3月に植えて6月に穫ります。収量は普通で、いもの数がよくつきます。休眠は中程度で貯蔵性は普通です。そうか病と疫病に注意します。同じ頃に育成された赤肉のノーザンルビーと一緒に作ると、紫と赤の彩り料理が楽しめます。家庭菜園でも珍しさで人気があります。
シャドークイーンの特徴
- 肉まで濃い紫色でアントシアニンが豊富
- 加熱しても色が残る
- 長卵形で皮も濃い紫
- やや粉質で味に癖がない
- 中生で植え付けから100日前後
- 蒸すか揚げると色がよく残る
向いている使い方
- 紫色のポテトチップスやフライ
- ポタージュやマッシュの彩り
- サラダの彩り
じゃがいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはじゃがいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- じゃがいもの種いもの準備 — 食用いもを使わない理由から、切る向きと切り口の乾かし方まで、植え付け前の三週間で決まる部分をまとめます。
- じゃがいもの植え付け・畝立て — 地温で決まる適期、石灰を入れない土づくり、深さと株間の考え方を、収穫までの逆算で説明します。
- じゃがいもの芽かき・土寄せ — 芽を二本に絞る意味と、二回の土寄せで緑化を防ぐ設計を、時期の目安つきで解説します。
- じゃがいもの月別の作業 — 春作と秋作それぞれの月ごとの作業と、その月に迷いやすい判断の基準を一覧にしました。
- じゃがいもの病害虫と緑化 — どの時期に何を警戒するかを整理し、そうか病と緑化という二つの厄介な問題の予防を設計します。
- じゃがいもの収穫と貯蔵 — 茎葉の枯れ具合で収穫日を決め、洗わず光を遮って貯蔵するまでの手順と理由をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「じゃがいも」、品種に「シャドークイーン」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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