基本情報
- 系統・区分
- 粘質・サラダ向き
- 生産者
- 農研機構
- 熟期
- 中早生
- 収穫までの日数
- 約 98 日
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
栄養繁殖の種いも。目が浅く皮むきしやすい。煮崩れしにくくサラダ・煮物向き。
概要説明
メークインに代わる煮崩れしにくい品種として平成23年に北海道農業試験場が育成したのがピルカで、名前はアイヌ語で「美しい」を意味します。いもは長卵形で芽が極めて浅く、皮がなめらかで皮むきしやすく、皮は淡い黄褐色、肉は淡い黄色です。肉質はやや粘質できめが細かく、煮ても崩れにくいので煮物やシチューに向き、なめらかな舌ざわりでポテトサラダにも合います。メークインより収量が多く、いもの形がそろい、大玉になりやすいのが利点です。中早生で植え付けから95〜100日で収穫し、春作では3月に植えて6月に穫ります。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持ちます。休眠は中程度で貯蔵性は普通です。そうか病と疫病に注意します。家庭菜園ではメークインと同じ感覚で作れ、皮むきの楽さと煮崩れのしにくさで、煮物用の定番として置き換える価値があります。
ピルカの特徴
- メークインに代わる煮崩れしにくい品種
- 芽が極めて浅く皮むきしやすい長卵形
- やや粘質できめが細かい
- メークインより収量が多く形がそろう
- 中早生で植え付けから95〜100日
- ジャガイモシストセンチュウ抵抗性
向いている使い方
- 肉じゃがやシチューなど煮込み料理
- ポテトサラダ
- フライドポテト
じゃがいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはじゃがいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- じゃがいもの種いもの準備 — 食用いもを使わない理由から、切る向きと切り口の乾かし方まで、植え付け前の三週間で決まる部分をまとめます。
- じゃがいもの植え付け・畝立て — 地温で決まる適期、石灰を入れない土づくり、深さと株間の考え方を、収穫までの逆算で説明します。
- じゃがいもの芽かき・土寄せ — 芽を二本に絞る意味と、二回の土寄せで緑化を防ぐ設計を、時期の目安つきで解説します。
- じゃがいもの月別の作業 — 春作と秋作それぞれの月ごとの作業と、その月に迷いやすい判断の基準を一覧にしました。
- じゃがいもの病害虫と緑化 — どの時期に何を警戒するかを整理し、そうか病と緑化という二つの厄介な問題の予防を設計します。
- じゃがいもの収穫と貯蔵 — 茎葉の枯れ具合で収穫日を決め、洗わず光を遮って貯蔵するまでの手順と理由をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「じゃがいも」、品種に「ピルカ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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