基本情報
- 系統・区分
- 早生・白肉
- 熟期
- 極早生
- 収穫までの日数
- 約 85 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
栄養繁殖の種いも。早生で白肉、大玉になりやすい。春作向きの流通品種。
概要説明
極早生で大玉になる白肉品種として昭和49年に北海道農業試験場が育成したのがワセシロで、早掘りとポテトチップス加工の両方に使われてきました。いもは丸く大きく、皮は淡い黄褐色、肉は白色です。肉質は粉質でほくほくし、早掘りの新じゃがとしてもチップスにしても向きます。煮物では崩れやすいです。極早生で植え付けから80〜90日と男爵薯より早く穫れ、春作では3月に植えて5月下旬〜6月上旬に収穫できるので、畑を早く空けたいときに便利です。いもの肥大が早く大玉になりやすく、収量は多いです。休眠は中程度です。早く穫れる分、収穫が遅れると大玉になりすぎて中心が空洞になることがあるので、適期に掘ります。疫病とそうか病に注意します。北海道以外の春作でも育ち、家庭菜園で早い時期に新じゃがを楽しみたい人に向く品種です。
ワセシロの特徴
- 極早生で植え付けから80〜90日
- 大玉になりやすく収量が多い白肉
- 粉質でほくほくし新じゃがにもチップスにも向く
- 煮物では崩れやすい
- 収穫が遅れると中心が空洞になることがある
- 春作で5月下旬〜6月上旬に穫れる
向いている使い方
- 早掘りの新じゃが
- 自家製ポテトチップス
- 粉ふきいもやコロッケ
じゃがいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはじゃがいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- じゃがいもの種いもの準備 — 食用いもを使わない理由から、切る向きと切り口の乾かし方まで、植え付け前の三週間で決まる部分をまとめます。
- じゃがいもの植え付け・畝立て — 地温で決まる適期、石灰を入れない土づくり、深さと株間の考え方を、収穫までの逆算で説明します。
- じゃがいもの芽かき・土寄せ — 芽を二本に絞る意味と、二回の土寄せで緑化を防ぐ設計を、時期の目安つきで解説します。
- じゃがいもの月別の作業 — 春作と秋作それぞれの月ごとの作業と、その月に迷いやすい判断の基準を一覧にしました。
- じゃがいもの病害虫と緑化 — どの時期に何を警戒するかを整理し、そうか病と緑化という二つの厄介な問題の予防を設計します。
- じゃがいもの収穫と貯蔵 — 茎葉の枯れ具合で収穫日を決め、洗わず光を遮って貯蔵するまでの手順と理由をまとめます。
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