基本情報
- 系統・区分
- 暖地・多収
- 熟期
- 中生
- 収穫までの日数
- 約 100 日
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
栄養繁殖の種いも。暖地・秋作でも使いやすく多収。大玉になりやすいがそうか病に注意。
概要説明
暖地の春作と秋作の両方で作れる多収品種として昭和53年に長崎県の農業試験場が育成したのがニシユタカで、九州を中心に西日本の主力品種です。いもは丸く大きく、皮は淡い黄褐色、肉は淡い黄色です。肉質はやや粘質で煮崩れしにくく、煮物やカレーに向き、味はあっさりしています。最大の特徴は休眠が短く、春に穫ったいもを秋作の種いもに使える二期作向きの性質で、暖地では2月に植えて5〜6月に穫り、9月に植えて11〜12月に穫れます。中生で植え付けから95〜105日、大玉になりやすく収量が非常に多いです。反面、そうか病にかかりやすいので、連作を避けて土の酸度を下げすぎないようにします。休眠が短いため貯蔵性は低く、涼しい暗所で保存しても冬までが目安です。関東以西の家庭菜園で秋作をするなら、まずこの品種を選ぶのが定番です。
ニシユタカの特徴
- 暖地の春作と秋作の両方で作れる二期作向き
- 大玉になりやすく収量が非常に多い
- やや粘質で煮崩れしにくい
- 休眠が短く春のいもを秋の種いもにできる
- 中生で植え付けから95〜105日
- そうか病にかかりやすく貯蔵性は低い
向いている使い方
- 煮物やカレー
- 秋作の定番
- 暖地の家庭菜園向き
じゃがいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはじゃがいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- じゃがいもの種いもの準備 — 食用いもを使わない理由から、切る向きと切り口の乾かし方まで、植え付け前の三週間で決まる部分をまとめます。
- じゃがいもの植え付け・畝立て — 地温で決まる適期、石灰を入れない土づくり、深さと株間の考え方を、収穫までの逆算で説明します。
- じゃがいもの芽かき・土寄せ — 芽を二本に絞る意味と、二回の土寄せで緑化を防ぐ設計を、時期の目安つきで解説します。
- じゃがいもの月別の作業 — 春作と秋作それぞれの月ごとの作業と、その月に迷いやすい判断の基準を一覧にしました。
- じゃがいもの病害虫と緑化 — どの時期に何を警戒するかを整理し、そうか病と緑化という二つの厄介な問題の予防を設計します。
- じゃがいもの収穫と貯蔵 — 茎葉の枯れ具合で収穫日を決め、洗わず光を遮って貯蔵するまでの手順と理由をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「じゃがいも」、品種に「ニシユタカ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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