基本情報
- 系統・区分
- 水稲・うるち米・あっさり食味
- 生産者
- 宮城県
- 熟期
- 中生
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
種子繁殖。粘りが控えめで寿司米にも向く。冷害・病害に注意。
概要説明
ササニシキは 1963 年に宮城県で育成されたうるち米で、ハツニシキとササシグレの交配種です。1980 年代にはコシヒカリと並ぶ二大銘柄として東北で広く作られました。粘りが控えめで、口の中でほどける軽い食感と上品な甘みがあり、寿司職人が酢飯用に選ぶ米として今も根強い人気があります。おかずの味を邪魔しない、あっさりした米を求める人向きです。しかし 1993 年の大冷害で壊滅的な被害を受け、耐冷性の弱さと、いもち病に弱い点が露わになり、ひとめぼれに主力を譲りました。現在は宮城県の一部で限られた生産者が作る希少米です。中生で草丈はやや高く倒伏しやすいので、肥料は控えめに。家庭で育てるなら、天候の影響を受けやすい繊細な品種と理解して、冷夏の年は水を深くして保温するなどの対策が要ります。
ササニシキの特徴
- 粘りが控えめで軽い食感、上品な甘み
- 酢飯にすると味が引き立つ
- 耐冷性が弱く、冷害を受けやすい
- いもち病にかかりやすい
- 中生で草丈がやや高く、倒伏しやすい
向いている使い方
- 寿司・酢飯
- あっさり食べたい白ごはん
- 和食のおかずと合わせる
稲の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは稲の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 稲の種もみと苗づくり — バケツ一つ分なら種もみは十数粒で足ります。塩水選と芽出しを丁寧にやると、その後の失敗がぐっと減ります。
- 稲のバケツの準備と田植え — バケツ稲の出来は、田植え前の土づくりで半分決まります。土の量と水の深さ、植える本数の目安をまとめました。
- 稲の水管理と追肥 — 稲の世話は水の深さを変えることそのものです。時期ごとに水を深くしたり抜いたりする理由と、追肥の控えめな目安を解説します。
- 稲の月別の作業 — バケツ稲は半年がかりの作物です。月ごとに何を見て何をするかを表にまとめ、見落としやすい節目を補足します。
- 稲の病害虫と鳥 — バケツ稲でも田んぼと同じ病害虫が来ます。多発する時期と葉や穂の見た目から見分け、農薬に頼らず防ぐ方法をまとめます。
- 稲の収穫と精米 — 刈り取ってから食べるまでに、乾燥、脱穀、もみすり、精米と四つの工程があります。特別な道具なしで済ませる方法を紹介します。
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