基本情報
- 系統・区分
- しっとり・高糖度
- 生産者
- 農研機構
- 収穫までの日数
- 約 130 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
つる苗で栄養繁殖。貯蔵で甘みが増すしっとり系。焼き芋向きで家庭菜園人気が高い。
概要説明
焼き芋ブームの主役となり、今や日本で最も多く作られるさつまいもになったのがべにはるかで、平成22年に九州沖縄農業研究センターが育成しました。既存品種より「はるかに」おいしいという意味の名前で、皮は赤紫、肉は黄白色、加熱すると濃い黄色になります。蒸したときの糖度は30度を超え、しっとりねっとりした食感で、焼き芋にすると蜜がにじみます。掘りたては甘味が少なく、1〜2か月貯蔵してでんぷんが糖に変わってから真価を発揮するので、収穫後は13〜15度の涼しい場所で追熟させます。いもは紡錘形で形がよく、収量も多いです。つるの伸びは中程度で草勢はやや強く、肥料が多いとつるぼけしやすいので、窒素を控えた痩せ地で育てます。植え付けから収穫まで120〜140日と長めで、5月に植えて9月下旬〜10月に掘ります。貯蔵性はよく、温度管理すれば春まで持ちます。
べにはるかの特徴
- 日本で最も多く作られる焼き芋向きの主力品種
- 蒸したときの糖度30度超えでしっとりねっとり
- 1〜2か月の追熟で甘味が本格化する
- 紡錘形で形がよく収量も多い
- 肥料が多いとつるぼけしやすい
- 植え付けから120〜140日と長め
向いている使い方
- 焼き芋にして
- 干し芋に加工
- スイートポテトなどスイーツ
- 長期貯蔵向き
さつまいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはさつまいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- さつまいもの苗の植え付け — 地温15℃以上を待って植えるのが第一条件。植え方の型と株間で、いもの数と大きさが決まります。
- さつまいもの土づくり・肥料 — 痩せ気味で水はけのよい高畝が正解。窒素を減らしカリを効かせることが、いもを太らせる条件です。
- さつまいものつる返し・除草 — つる返しは今の品種では必須ではありません。判断の基準と、代わりに効く夏の手当てを整理します。
- さつまいもの月別の作業 — 何月に何をするかを月ごとの表にまとめました。地域差は暖地・中間地・寒冷地で書き分けています。
- さつまいもの病害虫・つるぼけ — さつまいもの失敗は薬より設計で防げます。いつ何を警戒し、何を仕込んでおくかを時期順にまとめます。
- さつまいもの収穫と貯蔵 — 掘りたてが甘くないのは正常です。収穫の見極めと、乾燥から熟成までの温度管理をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「さつまいも」、品種に「べにはるか」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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