基本情報
- 系統・区分
- ねっとり・高糖度
- 収穫までの日数
- 約 140 日
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
つる苗で栄養繁殖。ねっとり強甘系。暖地向きで、収穫後の貯蔵熟成で食味が上がる。
概要説明
鹿児島県の種子島で古くから作られてきた在来のさつまいもが安納芋(あんのういも)で、種子島の安納地区に伝わったいもから選抜された安納紅と安納こがねが品種として登録されています。皮は赤褐色または黄白色、肉は橙色がかった黄色で、水分が多く、加熱するとクリームのようにねっとりとろけ、糖度は40度近くに達します。焼き芋にすると蜜がしたたり、スプーンですくって食べる濃厚な甘さが特徴です。掘りたては水っぽくて甘味が少なく、1〜2か月貯蔵して追熟させることが欠かせません。いもは丸みのある紡錘形で、形がふぞろいになりやすいです。暖地向きで、本州でも作れますが、寒い地域では生育期間が足りず小さくなります。つるの伸びは中程度で、植え付けから収穫まで130〜150日と長く、5月に植えて10月に掘ります。貯蔵は13〜15度で、低温に当てると腐りやすいので注意します。
安納芋の特徴
- 種子島の在来で安納紅と安納こがねが登録品種
- 水分が多くクリームのようにねっとりとろける
- 糖度40度近くに達する濃厚な甘さ
- 1〜2か月の追熟が欠かせない
- 暖地向きで植え付けから130〜150日
- 形がふぞろいになりやすい
向いている使い方
- 焼き芋にして
- スイートポテトやペースト
- 冷やし焼き芋
さつまいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはさつまいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- さつまいもの苗の植え付け — 地温15℃以上を待って植えるのが第一条件。植え方の型と株間で、いもの数と大きさが決まります。
- さつまいもの土づくり・肥料 — 痩せ気味で水はけのよい高畝が正解。窒素を減らしカリを効かせることが、いもを太らせる条件です。
- さつまいものつる返し・除草 — つる返しは今の品種では必須ではありません。判断の基準と、代わりに効く夏の手当てを整理します。
- さつまいもの月別の作業 — 何月に何をするかを月ごとの表にまとめました。地域差は暖地・中間地・寒冷地で書き分けています。
- さつまいもの病害虫・つるぼけ — さつまいもの失敗は薬より設計で防げます。いつ何を警戒し、何を仕込んでおくかを時期順にまとめます。
- さつまいもの収穫と貯蔵 — 掘りたてが甘くないのは正常です。収穫の見極めと、乾燥から熟成までの温度管理をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「さつまいも」、品種に「安納芋」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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