基本情報
- 系統・区分
- 橙肉・加工向き
- 収穫までの日数
- 約 130 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
つる苗で栄養繁殖。橙肉でカロテンを含む。菓子・ペースト加工向き。
概要説明
橙肉で加工向きのさつまいもとして平成7年に九州農業試験場が育成したのがべにはやとで、名前は在来の隼人芋にちなみます。皮は紅色、肉は鮮やかな橙色で、カロテンを多く含み、加熱するとしっとりして甘味があります。橙肉品種特有の香りはあるものの隼人芋よりは穏やかで、ペーストや菓子、パン、ジュースなど色を活かした加工に向きます。焼き芋や蒸し芋にしても食べられます。いもは紡錘形で形がよく、隼人芋よりそろいがよく収量も多いです。つるの伸びは中程度で作りやすいです。植え付けから収穫まで120〜140日で、5月に植えて9月下旬〜10月に掘ります。貯蔵性は中程度で、13〜15度の涼しい場所に置きます。家庭菜園では橙色のスイートポテトや、カロテンを意識した離乳食や菓子作りに向く品種です。苗の流通は限られるので早めに探します。
べにはやとの特徴
- 隼人芋にちなむ橙肉の加工向き品種
- カロテンが多くしっとりして甘味がある
- 香りは隼人芋より穏やか
- 紡錘形で隼人芋よりそろいがよい
- 植え付けから120〜140日
- つるの伸びが中程度で作りやすい
向いている使い方
- 橙色のペーストや菓子
- パンやジュースの材料
- 焼き芋や蒸し芋
さつまいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはさつまいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- さつまいもの苗の植え付け — 地温15℃以上を待って植えるのが第一条件。植え方の型と株間で、いもの数と大きさが決まります。
- さつまいもの土づくり・肥料 — 痩せ気味で水はけのよい高畝が正解。窒素を減らしカリを効かせることが、いもを太らせる条件です。
- さつまいものつる返し・除草 — つる返しは今の品種では必須ではありません。判断の基準と、代わりに効く夏の手当てを整理します。
- さつまいもの月別の作業 — 何月に何をするかを月ごとの表にまとめました。地域差は暖地・中間地・寒冷地で書き分けています。
- さつまいもの病害虫・つるぼけ — さつまいもの失敗は薬より設計で防げます。いつ何を警戒し、何を仕込んでおくかを時期順にまとめます。
- さつまいもの収穫と貯蔵 — 掘りたてが甘くないのは正常です。収穫の見極めと、乾燥から熟成までの温度管理をまとめます。
「べにはやと」の種を買う
3 つのお店で探す「さつまいも べにはやと 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「さつまいも」、品種に「べにはやと」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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