基本情報
- 系統・区分
- ほくほく・基幹系統
- 収穫までの日数
- 約 105 日
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
つる苗で栄養繁殖。西日本で多い基幹品種系統。地域ブランド派生も多い。
概要説明
昭和20年に高知県の農業試験場で育成され、西日本の青果用さつまいもの基幹品種として長く作られてきたのが高系14号(こうけいじゅうよんごう)です。鳴門金時、五郎島金時、紅赤など西日本の有名ブランドの多くはこの品種の系統選抜です。皮は紅色、肉は淡い黄色で、加熱するとほくほくと粉質になり、栗のような上品な甘さがあります。天ぷらや大学芋、煮物など形を残す料理に向きます。最大の特徴は早掘りに向くことで、植え付けから100〜110日で収穫でき、8月からの早出しに使われます。いもの肥大が早く形が整い、つるの伸びは中程度で作りやすいです。西日本の温暖な気候に合いますが、関東でも問題なく育ちます。貯蔵性は中程度で、13〜15度の涼しい場所に置き、低温に当てないようにします。5月に植えて9月に掘る標準作型のほか、6月植えでも間に合います。
高系14号の特徴
- 昭和20年育成の西日本の基幹品種
- 鳴門金時など有名ブランドの元になった系統
- ほくほくと粉質で栗のような上品な甘さ
- 早掘りに向き植え付けから100〜110日
- 肥大が早く形が整う
- つるの伸びが中程度で作りやすい
向いている使い方
- 天ぷらや大学芋
- 煮物やきんとん
- 早掘りの新いも
さつまいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはさつまいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- さつまいもの苗の植え付け — 地温15℃以上を待って植えるのが第一条件。植え方の型と株間で、いもの数と大きさが決まります。
- さつまいもの土づくり・肥料 — 痩せ気味で水はけのよい高畝が正解。窒素を減らしカリを効かせることが、いもを太らせる条件です。
- さつまいものつる返し・除草 — つる返しは今の品種では必須ではありません。判断の基準と、代わりに効く夏の手当てを整理します。
- さつまいもの月別の作業 — 何月に何をするかを月ごとの表にまとめました。地域差は暖地・中間地・寒冷地で書き分けています。
- さつまいもの病害虫・つるぼけ — さつまいもの失敗は薬より設計で防げます。いつ何を警戒し、何を仕込んでおくかを時期順にまとめます。
- さつまいもの収穫と貯蔵 — 掘りたてが甘くないのは正常です。収穫の見極めと、乾燥から熟成までの温度管理をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「さつまいも」、品種に「高系14号」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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