基本情報
- 系統・区分
- 紫肉・高食味
- 生産者
- 農研機構
- 収穫までの日数
- 約 130 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
つる苗で栄養繁殖。紫肉で甘みと食味を重視した品種。焼き芋・加工向き。
概要説明
紫いもでありながらべにはるか並みに甘いことを目指して、令和元年に九州沖縄農業研究センターが育成したのがふくむらさきです。従来の紫肉品種は色素用や加工用で甘味が乏しく、焼き芋にはあまり向きませんでしたが、この品種は皮も肉も濃い紫色で、加熱するとしっとりして糖度が高く、そのまま焼き芋として食べられる紫いもとして注目されています。アントシアニンを豊富に含み、切り口の紫色は加熱後も鮮やかに残ります。掘りたてより1〜2か月貯蔵して追熟させると甘味が増します。いもは紡錘形で形がよく、収量はべにはるかよりやや少なめです。つるの伸びは中程度で、栽培はべにはるかに準じます。植え付けから収穫まで120〜140日で、5月に植えて9月下旬〜10月に掘ります。貯蔵性はよく、13〜15度の涼しい場所で春まで持ちます。苗の流通はまだ多くないので、早めに入手します。
ふくむらさきの特徴
- 焼き芋として食べられる甘い紫いも
- 皮も肉も濃い紫でアントシアニンが豊富
- しっとりして糖度が高い
- 1〜2か月の追熟で甘味が増す
- 植え付けから120〜140日
- 収量はべにはるかよりやや少なめ
向いている使い方
- 紫色の焼き芋
- スイートポテトやペーストの彩り
- 蒸し芋にして
さつまいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはさつまいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- さつまいもの苗の植え付け — 地温15℃以上を待って植えるのが第一条件。植え方の型と株間で、いもの数と大きさが決まります。
- さつまいもの土づくり・肥料 — 痩せ気味で水はけのよい高畝が正解。窒素を減らしカリを効かせることが、いもを太らせる条件です。
- さつまいものつる返し・除草 — つる返しは今の品種では必須ではありません。判断の基準と、代わりに効く夏の手当てを整理します。
- さつまいもの月別の作業 — 何月に何をするかを月ごとの表にまとめました。地域差は暖地・中間地・寒冷地で書き分けています。
- さつまいもの病害虫・つるぼけ — さつまいもの失敗は薬より設計で防げます。いつ何を警戒し、何を仕込んでおくかを時期順にまとめます。
- さつまいもの収穫と貯蔵 — 掘りたてが甘くないのは正常です。収穫の見極めと、乾燥から熟成までの温度管理をまとめます。
「ふくむらさき」の種を買う
¥12,740
他のお店でも探す「さつまいも ふくむらさき 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「さつまいも」、品種に「ふくむらさき」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。