基本情報
- 系統・区分
- ほくほく・関東定番
- 収穫までの日数
- 約 115 日
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
つる苗で栄養繁殖。関東の定番、早掘りでも甘みが出やすい。焼き芋・天ぷら向き。
概要説明
関東で最も長く定番であり続けたさつまいもがベニアズマで、昭和59年に農林水産省の試験場が育成し、茨城や千葉の主力になりました。皮は濃い紅紫色、肉は黄色で、加熱するとほくほくと粉質になり、甘味が強く繊維が少ないので食べやすいです。焼き芋にすると香ばしくほくほくし、天ぷらや大学芋にも向きます。早掘りでも甘味が出やすく、植え付けから110〜120日で収穫できます。いもは紡錘形で大きくなりやすく、収量が多いです。つるの伸びは中程度で作りやすく、家庭菜園で最初に作る品種として今も人気があります。反面、貯蔵性は低めで、低温に当たると傷みやすく、冬を越す長期貯蔵には向きません。掘ったら13〜15度の場所で保存し、年内に使い切るのが安心です。5月に植えて9〜10月に掘ります。窒素過多はつるぼけの原因なので、肥料は控えめにします。
ベニアズマの特徴
- 関東の定番として長く主力を務めた
- ほくほくと粉質で甘味が強く繊維が少ない
- 早掘りでも甘味が出やすい
- 紡錘形で大きくなりやすく収量が多い
- 植え付けから110〜120日
- 貯蔵性は低めで年内に使い切る
向いている使い方
- 焼き芋にして
- 天ぷらや大学芋
- 蒸し芋やきんとん
さつまいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはさつまいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- さつまいもの苗の植え付け — 地温15℃以上を待って植えるのが第一条件。植え方の型と株間で、いもの数と大きさが決まります。
- さつまいもの土づくり・肥料 — 痩せ気味で水はけのよい高畝が正解。窒素を減らしカリを効かせることが、いもを太らせる条件です。
- さつまいものつる返し・除草 — つる返しは今の品種では必須ではありません。判断の基準と、代わりに効く夏の手当てを整理します。
- さつまいもの月別の作業 — 何月に何をするかを月ごとの表にまとめました。地域差は暖地・中間地・寒冷地で書き分けています。
- さつまいもの病害虫・つるぼけ — さつまいもの失敗は薬より設計で防げます。いつ何を警戒し、何を仕込んでおくかを時期順にまとめます。
- さつまいもの収穫と貯蔵 — 掘りたてが甘くないのは正常です。収穫の見極めと、乾燥から熟成までの温度管理をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「さつまいも」、品種に「ベニアズマ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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