基本情報
- 系統・区分
- しっとり・多収
- 生産者
- 農研機構
- 収穫までの日数
- 約 125 日
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
つる苗で栄養繁殖。甘みが強くしっとり、貯蔵後の食味良好。
概要説明
貯蔵後の甘さとしっとり感で評価され、シルクスイートの親にもなった品種がベニマサリで、平成15年に農研機構の作物研究所が育成しました。皮は紅色、肉は淡い黄色で、加熱するとしっとりして甘味が強く、糖度が高いのに後味はすっきりしています。掘りたてはやや水っぽく、1〜2か月貯蔵して追熟させると本来の甘さになります。焼き芋や蒸し芋に向き、繊維が少ないのでペーストにも使えます。いもは紡錘形で形がよく、収量が多いのが特徴で、産地では多収品種として作られてきました。つるの伸びは中程度で作りやすいです。植え付けから収穫まで120〜130日で、5月に植えて9月下旬〜10月に掘ります。貯蔵性はよく、13〜15度の涼しい場所で春まで持ちます。べにはるかが普及する前の「しっとり甘い」品種の代表で、今も家庭菜園で根強い人気があります。
ベニマサリの特徴
- シルクスイートの親になったしっとり系
- 貯蔵後に甘味が強く後味がすっきり
- 1〜2か月の追熟で本来の甘さになる
- 紡錘形で形がよく収量が多い
- 植え付けから120〜130日
- 貯蔵性がよく春まで持つ
向いている使い方
- 焼き芋にして
- 蒸し芋にして
- ペーストやスイーツ
- 長期貯蔵向き
さつまいもの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはさつまいもの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- さつまいもの苗の植え付け — 地温15℃以上を待って植えるのが第一条件。植え方の型と株間で、いもの数と大きさが決まります。
- さつまいもの土づくり・肥料 — 痩せ気味で水はけのよい高畝が正解。窒素を減らしカリを効かせることが、いもを太らせる条件です。
- さつまいものつる返し・除草 — つる返しは今の品種では必須ではありません。判断の基準と、代わりに効く夏の手当てを整理します。
- さつまいもの月別の作業 — 何月に何をするかを月ごとの表にまとめました。地域差は暖地・中間地・寒冷地で書き分けています。
- さつまいもの病害虫・つるぼけ — さつまいもの失敗は薬より設計で防げます。いつ何を警戒し、何を仕込んでおくかを時期順にまとめます。
- さつまいもの収穫と貯蔵 — 掘りたてが甘くないのは正常です。収穫の見極めと、乾燥から熟成までの温度管理をまとめます。
「ベニマサリ」の種を買う
3 つのお店で探す「さつまいも ベニマサリ 種」
この品種を記録すると
アプリで作物に「さつまいも」、品種に「ベニマサリ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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