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🌹 草花

スイセンの育て方|植えつけから開花までのコツ

秋に植えると冬から春に咲き、放任でも毎年増える球根花です。寒さに強く、植えっぱなしで何年も楽しめます。花後は葉を切らずに枯れるまで残すと球根が太ります。全草に毒があるので食べないように。

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スイセンの写真

科: ヒガンバナ科属: Narcissus日当たり: 日なた〜半日陰水やり: 地植えは不要耐寒性: 強い

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・植え付け生育開花

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項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

植え付け日と品種

10〜11月に植えます。品種を残しましょう。

開花日

品種で12〜4月。日付を残しましょう。

株分けした日

数年で込み合います。日付を残しましょう。

スイセンの球根の植え付けを詳しく見る

長く咲かせるコツ

スイセンを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

球根3個分の深さに植える

浅植えだと数年で分球が進み、細って咲かなくなります。10〜15cmの深さ、株間15cmで植えると、数年そのままでも大きな花が上がります。

葉は束ねず枯れるまで残す

翌年の花は葉が働いた分だけ作られます。見た目が気になっても結んだり折り曲げたりせず、6月に黄色く枯れるまで置いておきます。

花後にカリ分の肥料を与える

球根が太るのは開花後の1か月です。この時期にカリ分の多い肥料を株元へまくと、翌年の花芽が球根の中に確実に作られます。

花がらは子房ごと摘み取る

種を結ばせると球根に回る養分が減ります。花が終わったら花首の膨らみごと摘み、茎と葉は残しておくと球根が肥ります。

切り花は単独で生ける

切り口から出る粘液が、ほかの花の水揚げを妨げます。1時間ほど水に浸けてぬめりを流すか、この花だけで生けると長持ちします。

スイセンの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

  • 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
    規格の目安
    元肥入り、水はけ重視の配合。14〜25L の袋。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個で約 8L、65cm プランターで 12〜15L。

    野菜用より肥料分が控えめで、花を咲かせる草花に合います。まず 1 袋あれば足ります。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
    規格の目安
    2〜3 か月効く粒状。リン酸の比率が高いもの。
    数量の目安
    8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。

    置いておくだけで効くので、水やりのたびに考えずに済みます。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    咲き終わった花を摘み続けるかどうかで、花期の長さが変わります。いちばん手に取る道具です。

  • ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口 外せる」
    規格の目安
    容量 4〜5L。ハス口を外せるもの。

    花を濡らさずに株元へ注げます。花に水がかかると、その花は早く終わります。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
  • 鉢は新品でなくてもかまいません。洗って日に当てれば繰り返し使えます。

スイセンの病害虫(15

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

菌核病

病気一般的な内容

症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。

予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。

対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5

軟腐病

病気一般的な内容

症状 地際や結球部が水浸状に軟化し、やがてドロドロに崩れる。腐敗部から独特の不快臭がする。

予防 高畝にして排水と通風を確保し、株間を詰めすぎない。収穫や間引きで作った傷を長雨の前に作らないようにする。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外へ持ち出して処分する。周囲へ広がるため残渣をすき込まず、銅剤の予防散布に切り替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Choanephoroidea cucurbitae、Dickeya solani、Dickeya sp. ほか11

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

斑点病

病気一般的な内容

症状 下葉から褐色〜灰白色の小さな円形病斑が現れ、中央が灰色になって黒い小粒点を伴う。病斑が増えると葉が黄化して早期に落葉する。

予防 被害残さを畑に残さず処分し、種子伝染を避けるため健全な種子を用いる。泥はねを防ぎ、連作を避けて風通しを確保する。

対処 発病葉は摘除して持ち出す。多雨期には登録のある殺菌剤を予防的に散布し、下葉から順に薬液がかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acroconidiella tropaeoli、Alternaria azukiae、Alternaria dianthi ほか80

スイセンの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(11

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

モザイク病乾腐病植物寄生性線虫球茎腐敗病白紋羽病茎線虫病葉先枯病葉枯線虫病青かび病首腐病黒かび病

よくあるトラブル

花が咲かなくなった

球根の込み合いです。掘り上げて株分けします。

葉ばかり茂る

日照不足か肥料過多です。日なたに植え替えます。

ニラと間違えた

有毒です。ニラとは離して植え、匂いで確認します。

品種一覧(12

Gadenin の作物マスタに登録されているスイセンの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

1

その他11

この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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作物名に「スイセン」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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