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🥕 野菜・果菜

ピーマンの育て方|栽培方法と収穫までのコツ

一番果を早めに採ると株が育ちます。摘果の判断は記録が助けになります。

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ピーマンの写真

科: ナス科属: Capsicum

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育収穫

9月のピーマンは「収穫」の時期です。 9月の畑仕事を見る

ピーマンの月別の作業を詳しく見る

ピーマンを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

定植した日

ナス科の中では育てやすい部類。定植日を残すと、初収穫までの日数が翌年の目安になります。

一番果を採った日

最初の実は小さいうちに採ると株が育ちます。この判断をしたかどうかで、その後の収量が変わります。

枝が混み始めた日

内側の枝を整理した日を残すと、風通しと実つきの関係が分かります。

追肥の日

収穫が続くと肥料が切れます。実が小さくなり始めた日と追肥の日を並べて残しておきます。

ピーマンの苗選びと定植を詳しく見る

収穫までのコツ

ピーマンを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

実は開花後15日前後で採る

長さ6〜7cmの若採りを続けると、株が疲れず花付きが落ちません。大きくしすぎると種が硬くなり、味も落ちます。

寒い日が続くうちは植えない

低温に当たると生育が止まり、回復に1か月かかることもあります。遅霜が去り、土が温まってから畑に出します。

一番花の下のわき芽をかく

最初の分岐点より下から出る芽をすべて取ると、株が縦に立ち上がって風通しが良くなり、泥はねも受けにくくなります。

9月に枝を切り戻す

各枝を3分の1ほど切って追肥すると、10日ほどで新しい枝が伸びます。霜が降りるまで収穫を続けられます。

鉢植えは10号以上を選ぶ

根量が多く、小さい鉢では水切れして花が落ちます。直径30cm以上の鉢に植え、夏は朝夕の水やりで乾かさないようにします。

ピーマンの収穫と赤くするを詳しく見る

ピーマンの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
  • 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。

ピーマンの病害虫(57

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

アザミウマ類

主要害虫

時期 梅雨明け〜秋(7〜9月)出る場所 花・果実・新葉出やすい条件 高温乾燥

症状 果実の表面にかすり傷状の跡が広がり、新葉が縮れます。花の中に細長い小虫がいます。

予防 青色粘着トラップと周囲の除草。目の細かい防虫ネットで囲います。

対処 花の中に潜るので初期の対応が要です。黄化えそ病を運ぶため、放置しないこと。

花の中に潜んで加害する

病原・原因(この病名で報告のあるもの): アザミウマ科

黄化えそ病

主要病気TSWV

時期 春〜秋(5〜10月)出る場所 葉・果実出やすい条件 アザミウマ類の飛来

症状 葉に褐色の輪紋、果実に輪状の斑が出ます。

予防 アザミウマを防ぐことが対策です。

対処 治せません。抜いて処分し、アザミウマ対策を続けます。

新芽のえそから気づくことが多い

病原・原因(この病名で報告のあるもの): ミカンキイロアザミウマ、Orthotospovirus tomatomaculae、トマト黄化えそウイルス (TSWV) ほか3

オオタバコガ・タバコガ

主要害虫

時期 夏〜秋(7〜10月)出る場所 果実・つぼみ出やすい条件 成虫が飛来する夏以降

症状 実に穴が開き、中が空洞になっています。ピーマンは中が空なので幼虫が入り込みやすく、外から気づきにくいです。

予防 つぼみと新芽を見回り、卵と若齢幼虫のうちに取ります。ネットで成虫の飛来を防ぎます。

対処 穴のある実を割って捕殺し、被害果は畑に残しません。

果実内部が食害される

病原・原因(この病名で報告のあるもの): オオタバコガ

タバコモザイク病

主要病気TMV:0

時期 生育期を通して出る場所出やすい条件 接触伝染。喫煙後の手

症状 葉が濃淡のまだらになって縮れ、生育が止まります。

予防 作業前の手洗いと道具の消毒。抵抗性品種を選びます。

対処 治せません。抜いて処分し、手を洗ってから他の株に触ります。

葉のモザイクと落葉を招く

病原・原因(この病名で報告のあるもの): タバコモザイクウイルス (TMV)、Tobamovirus tabaci

トウガラシマイルドモットル病

主要病気PMMoV:L1,L2,L3,L4

時期 生育期を通して出る場所 葉・果実出やすい条件 接触伝染。汚染された種子

症状 葉に薄い斑(モットル)が出て、果実に凹凸や変色が出ます。

予防 健全な種苗を使い、手と道具を消毒します。

対処 治せません。抜いて処分し、道具を消毒します。

抵抗性遺伝子 L の型で発病が決まる

病原・原因(この病名で報告のあるもの): トウガラシマイルドモットルウイルス (PMMoV)、Tobamovirus capsica

斑点細菌病

主要病気Xcv / Xspp

時期 梅雨(6〜7月)出る場所 葉・果実出やすい条件 低温多雨。泥はね

症状 葉に水浸状の小斑ができ、のちに褐色でかさぶた状になり周囲が黄化する。果実にはざらついた褐色のかさぶた斑ができる。

予防 健全苗を用い、ナス科の連作を避ける。雨よけと敷きわらで泥はねを抑え、風通しよく整枝する。

対処 発病葉・発病果は摘み取って処分し、周囲株に銅剤を予防散布する。作業は葉が乾いた時間帯に行い、雨中の管理を避ける。

梅雨明け前後に急増する

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax valerianellae、Burkholderia andropogonis、Herbaspirillum sp. ほか23

日焼け果

主要生理障害

時期 盛夏(7〜8月)出る場所 果実の日の当たる面出やすい条件 強い直射日光。葉が少ないとき

症状 実の日が当たる側が白っぽく抜け、へこんで固くなります。

予防 整枝で葉を減らしすぎないこと。実が葉陰に入るよう仕立て、真夏は遮光ネットを使います。

対処 できた実は戻りません。摘葉を控え、以後の実を守ります。

真夏に露出した果実で発生する

青枯病

よくある病気Rs

時期 梅雨明け〜盛夏(7〜8月)出る場所 株全体出やすい条件 高い地温と排水不良。連作

症状 緑色のまま急にしおれて枯れます。茎を切って水に浸けると白い菌液が出ます。

予防 接ぎ木苗と高畝。連作を避けます。

対処 治せません。抜いて処分し、道具を消毒します。

夏の高温期に発生

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Erwinia tracheiphila、青枯病菌、Ralstonia sp.

疫病

よくある病気Pc

時期 梅雨〜盛夏(6〜8月)出る場所 地際の茎・果実出やすい条件 排水の悪い畑。長雨

症状 地際の茎が暗褐色にくびれて株が急にしおれます。果実にも水浸み状の病斑が出ます。

予防 高畝で排水を確保し、マルチで泥はねを防ぎます。連作を避けます。

対処 発病株は抜いて処分します。周囲の株にも予防散布が要ります。

疫病菌により株元から萎れる

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Phytophthora asparagi、Phytophthora cactorum、Phytophthora cambivora ほか26

キュウリモザイク病

よくある病気CMV

時期 春〜秋(5〜9月)出る場所 葉・果実出やすい条件 アブラムシの飛来

症状 葉がまだらに黄化して縮れ、実が小さく変形します。

予防 シルバーマルチと防虫ネットでアブラムシを減らします。

対処 治せません。抜いて処分し、アブラムシ対策を続けます。

株が萎縮し着果しない

病原・原因(この病名で報告のあるもの): アブラムシ類、キュウリモザイクウイルス (CMV)、Cucumovirus CMV

尻腐れ果

よくある生理障害

時期 梅雨〜盛夏(6〜8月)出る場所 果実の先端出やすい条件 水切れ/窒素過多/実のつけすぎ

症状 実の先端が黒く水浸み状にへこみ、固く陥没します。株の一部だけでなく、同じ時期の実にまとめて出ます。

予防 マルチと敷きわらで乾湿差を減らします。ピーマンは実がつきやすく、着果過多でも出るので若採りで株を守ります。

対処 出た実を摘み、水やりを一定にします。カルシウム剤の葉面散布は応急処置になります。

乾燥時に発生する

ジャガイモYウイルス病

よくある病気PVY

時期 春〜秋(5〜9月)出る場所出やすい条件 アブラムシの飛来

症状 葉脈に沿って濃淡が出て、葉が縮れます。株の伸びが止まります。

予防 アブラムシ対策が基本です。近くのジャガイモからも移ります。

対処 治せません。抜いて処分します。

葉脈えそと萎縮を起こす

病原・原因(この病名で報告のあるもの): アブラムシ類、ジャガイモYウイルス (PVY)

アワノメイガ

ときどき害虫一般的な内容

症状 雄穂や茎に食入痕と粉状の糞が見られ、茎が折れることがある。雌穂の先端から食い進み、実が食害されて腐る。

予防 雄穂に集まる性質があるため、受粉後に雄穂を切り取ると被害を減らせる。雌穂に袋掛けや不織布を使うのも有効だ。

対処 食入痕を見つけたら茎を裂いて幼虫を捕殺する。薬剤は幼虫が茎に潜る前の雄穂抽出期に散布する。

茎に食入することがある

病原・原因(この病名で報告のあるもの): アワノメイガ

石ナス

ときどき生理障害一般的な内容

症状 果実が硬く光沢を失い、肥大せずに小型のまま止まる。切ると種子がほとんど形成されていない。

予防 低温期は保温して花粉の稔性を確保し、高温乾燥期は潅水で樹勢を保つ。窒素過多と肥料切れの双方を避ける。

対処 石ナスになった果実は早めに摘果し、株の消耗を防ぐ。追肥と潅水で樹勢を回復させ、栽培環境の温度を改善する。

小型の硬い果実になる

空洞果

ときどき生理障害一般的な内容

症状 外見は正常でも切ると内部に空洞があり、持つと軽く角ばった形になる。食味が薄く、日持ちも劣る。

予防 開花期の低温・高温と日照不足を避け、着果を安定させる。窒素過多を控え、着果数を適正に保つ。

対処 発生した果実は早めに収穫し、次の果房の環境条件を整える。温度と日照、施肥のバランスを見直す。

果肉が薄くなる

トマトモザイク病

ときどき病気一般的な内容ToMV

症状 葉に濃淡のモザイクが現れ、葉が細くねじれて縮む。果実は着色ムラや内部褐変を起こし、収量と品質が落ちる。

予防 抵抗性品種と健全苗を選ぶ。芽かき・誘引の前に手を石けんでよく洗い、器具を消毒してから株に触れる。

対処 治療はできないため、疑わしい株は早期に抜き取り処分する。作業は健全株から先に行い、喫煙後は必ず手を洗う。

まれに感染し葉がモザイク化

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Tobamovirus tomatotessellati、トマトモザイクウイルス (ToMV)

ニジュウヤホシテントウ

ときどき害虫一般的な内容

症状 葉の表面が薄く削られ、細かい筋状の食痕が網目のように残る。多発すると葉が茶色く枯れ上がり、果実の表面も傷つく。

予防 近くのジャガイモやワルナスビなど寄主植物を放置しない。収穫終了後の株を早めに片付け、越冬成虫を減らす。

対処 成虫と幼虫、黄色い卵塊を見つけ次第捕殺する。多発時はナス科に登録のある薬剤を葉裏まで丁寧に散布する。

葉が削り取られる

病原・原因(この病名で報告のあるもの): ニジュウヤホシテントウ

萎凋病

病気一般的な内容Foc

症状 日中に下葉から萎れ、朝夕は回復する症状を繰り返しながら次第に枯れ上がる。茎を切ると導管部が褐変しているのが特徴である。

予防 抵抗性品種や接ぎ木苗を使い、連作を避ける。排水を改善し、農具や靴による汚染土の持ち込みを防ぐ。

対処 発病株は根ごと抜き取り、圃場外で処分する。薬剤での治療は困難なので、土壌消毒や輪作など次作の対策に切り替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Ceratocystis fimbriata、Fusarium commune、Fusarium commune f. sp. rapae ほか23

うどんこ病

病気一般的な内容Lt

症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。

予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。

対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59

かいよう病

病気一般的な内容

症状 葉縁が枯れ上がり、茎を裂くと導管が褐変している。果実や枝にかさぶた状・鳥目状の病斑ができる。

予防 消毒済みの種子と健全苗を使う。整枝・芽かきのハサミは株ごとに消毒し、なるべく手で乾いた日に行う。

対処 治療できないため発病株は早期に抜き取り処分する。使用した資材と支柱を消毒し、同じ場所でのトマト連作をやめる。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): トマトかいよう病菌、Curtobacterium flaccumfaciens、Curtobacterium flaccumfaciens pv. oortii ほか10

菌核病

病気一般的な内容

症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。

予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。

対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5

白絹病

病気一般的な内容

症状 地際の茎が水浸状に腐り、白い絹糸のような菌糸が株元と周囲の土表に広がる。やがて菜種粒大の褐色の菌核ができ、株は急速に萎凋枯死する。

予防 排水を良くし、未熟な有機物を地際に置かない。被害株は菌核ごと除去し、高温期の深いマルチや敷きわらの過湿に注意する。

対処 発病株と周囲の土をまとめて除去して処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作を行い、必要なら登録のある薬剤を株元処理する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotium rolfsii

炭疽病

病気一般的な内容Ca / Cg / Ct

症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。

予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。

対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66

苗立枯病

病気一般的な内容

症状 地際部がくびれて水浸状〜褐色に細くなり、苗がぱたりと倒伏する。発芽前に侵されると出芽自体がそろわず、欠株となる。

予防 清潔な新しい培土と消毒済みの容器を使い、播種後の過湿と厚まきを避ける。換気して苗を締めて育てることが最大の予防である。

対処 発病苗と周囲の培土は速やかに取り除く。灌水を控えて表面を乾かし、必要に応じて登録のある薬剤で灌注処理を行う。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Achlya klebsiana、Cylindrocladium canadense、Fusarium avenaceum ほか41

軟腐病

病気一般的な内容

症状 地際や結球部が水浸状に軟化し、やがてドロドロに崩れる。腐敗部から独特の不快臭がする。

予防 高畝にして排水と通風を確保し、株間を詰めすぎない。収穫や間引きで作った傷を長雨の前に作らないようにする。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外へ持ち出して処分する。周囲へ広がるため残渣をすき込まず、銅剤の予防散布に切り替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Choanephoroidea cucurbitae、Dickeya solani、Dickeya sp. ほか11

根腐病

病気一般的な内容

症状 細根が褐色〜黒褐色に腐り、株の生育が止まって下葉から黄化する。日中に萎れやすくなり、進行すると株ごと枯死する。

予防 排水性の良い用土と高畝を用い、灌水は表土が乾いてから行う。受け皿に水を溜めず、鉢の連用時は用土を更新する。

対処 発病株は抜き取り、周囲の過湿を解消する。軽症なら灌水を控えて根の回復を待ち、必要に応じ登録のある薬剤を灌注する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aphanomyces cladogamus、Aphanomyces cochlioides、Cylindrocladium floridanum ほか47

ネコブセンチュウ

害虫一般的な内容Ma / Mi / Mj

症状 日中に株が萎れ、施肥や潅水をしても回復しない。抜き取ると根に大小の こぶ が数珠状に付き、細根が乏しい。

予防 同じ科の連作を避け、対抗植物のマリーゴールドや緑肥を輪作に入れる。抵抗性台木の接ぎ木苗を使うのも有効だ。

対処 被害株は根ごと抜き取り圃場外へ持ち出す。夏季は透明マルチによる太陽熱消毒で土壌中の密度を下げる。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): ネコブセンチュウ属、アレナリアネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ ほか5

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

半身萎凋病

病気一般的な内容

症状 下葉の片側だけが黄変・萎凋し、症状が上位葉へ進む。茎の導管が淡褐色に変色し、株は生育不良のまま枯れていく。

予防 抵抗性台木の接ぎ木苗を使い、ナス科・ウリ科の連作を避ける。被害残さを持ち込まず、地温の上がりすぎ・下がりすぎを避ける。

対処 発病株は抜き取り処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作で菌密度を下げ、必要なら登録のある土壌消毒剤を検討する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Verticillium albo-atrum、Verticillium dahliae、Verticillium nigrescens ほか1

斑点病

病気一般的な内容

症状 下葉から褐色〜灰白色の小さな円形病斑が現れ、中央が灰色になって黒い小粒点を伴う。病斑が増えると葉が黄化して早期に落葉する。

予防 被害残さを畑に残さず処分し、種子伝染を避けるため健全な種子を用いる。泥はねを防ぎ、連作を避けて風通しを確保する。

対処 発病葉は摘除して持ち出す。多雨期には登録のある殺菌剤を予防的に散布し、下葉から順に薬液がかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acroconidiella tropaeoli、Alternaria azukiae、Alternaria dianthi ほか80

輪紋病

病気一般的な内容

症状 枝幹の表面がいぼ状に隆起して粗くなり、そこが伝染源となる。果実には褐色の円形病斑ができ、同心円状の輪紋を描きながら軟らかく腐敗する。

予防 いぼ症状の出た枝は剪定して処分し、樹体を健全に保つ。落果や被害果を園内に残さず、袋かけで果実への感染を減らす。

対処 腐敗果は早めに取り除いて処分する。梅雨から夏の降雨期に登録のある殺菌剤を定期散布し、枝幹の伝染源を減らす。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria linariae、Alternaria solani、Ascochyta compositarum ほか22

ピーマンの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(26

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

えそモザイク病えそ斑紋病えそ環紋病えそ輪点病えそ輪紋病にせ黒かび病へた腐病モザイク病実腐病果実腐敗病植物寄生性線虫灰斑病白斑病白星病立枯病細菌病縮葉モザイク病葉枯細菌病葉脈黄化病褐紋病退緑えそ病退緑斑紋病退緑病黒かび病黒枯病黒点根腐病

よくあるトラブル

実に穴が開いて中が食われている

タバコガの幼虫です。穴を見つけたら実ごと取り除きます。見つけ次第の対処が唯一の方法です。

実の先が黒くなる

トマトと同じ尻腐れです。水切れとカルシウムの届きにくさが原因。水分を安定させます。

実が少ない・大きくならない

肥料切れか、実をつけすぎて株が疲れています。追肥を入れ、採り遅れた実を落とします。

枝が折れる

ピーマンの枝はもろく、実の重みと風で裂けます。支柱を 3 本立てて枝を分散して支えます。

品種一覧(3

Gadenin の作物マスタに登録されているピーマンの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

その他3

ピーマンの動画ランキング

ピーマンを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。

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この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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Gadenin でピーマンを記録すると

作物名に「ピーマン」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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