日当たり: 日なた水やり: 乾いたらたっぷり。収穫前は控えめ耐寒性: 弱い(霜で枯れる)
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
メロン・マクワを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
定植日と品種
品種で難易度が大きく違います。品種と定植日を残すと、翌年に挑戦する品種の判断材料になります。
摘芯と子づる・孫づるの整理日
親づるを本葉5枚で摘芯し、子づるに着果させます。整枝の日を残すと、着果までの流れが分かります。
着果日
着果から収穫までの日数が品種で決まっています(マクワ約30日)。着果日を残すと収穫日が読めます。
収穫までのコツ
メロン・マクワを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
実の下に敷き板を置く
地這いでは接地面が黄ばみ、湿って傷みやすくなります。発泡トレーや藁を敷くと形と色が整い、汚れも付きません。
1株4〜6玉までに絞る
玉数が多いと肥大が止まり、小玉ばかりになります。形の良いものを残し、遅れて着いた実は早いうちに落としてしまいます。
着果節の先に葉を10枚残す
実の甘みはその先の葉が作ります。着果節から10枚以上つけて先端を止め、混んでもこの葉だけは落とさないようにします。
黒マルチで地温を上げる
高温を好み、地温が低いとつるの伸びが鈍ります。マルチで20度以上を保つと初期生育が早まり、梅雨前に株が仕上がります。
ヘタの輪と香りで採り頃を見る
マクワはヘタの周りに輪状のひびが入り、甘い香りが立ちます。日数だけに頼らず、香りと弾力も合わせて判断します。
メロン・マクワの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥探す言葉「完熟堆肥 牛ふん」
- 規格の目安
- 牛ふん堆肥かバーク堆肥。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 1 ㎡あたり 2〜3kg(およそ 5〜8L)。
最初にやることは土づくりです。植え付けの 2〜3 週間前に入れて、土になじませます。
- 化成肥料(8-8-8 など)探す言葉「化成肥料 8-8-8」
- 規格の目安
- 粒状。1kg 袋なら一年ぶんの追肥に足ります。
- 数量の目安
- 元肥は 1 ㎡あたり 100g、追肥は 1 回 30〜50g。
元肥にも追肥にも同じものが使えます。まず 1 袋あれば十分です。
- 移植ごて探す言葉「移植ごて ステンレス」
- 規格の目安
- 幅 6〜8cm のステンレス製。柄と刃が一体のものは曲がりません。
種まきから植え付けまで、いちばん手に取る道具です。
- 防虫ネット探す言葉「防虫ネット 目合い1mm」
- 規格の目安
- 目合い 1mm、幅 180cm。トンネル支柱と合わせて使います。
薬を使わずに虫を防ぐなら、まずこれです。1mm で止まるのは蛾や蝶。アブラムシやアザミウマまで狙うなら 0.6mm 以下が要りますが、そのぶん風が通らなくなります。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
- 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。
メロン・マクワの病害虫(58)
症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。
うどんこ病
主要病気一般的な内容Gc / Px
症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。
予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。
対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。
施設栽培で多発しやすい
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59
つる割病
主要病気一般的な内容Fom:0,1,2
症状 日中につるの一部が萎れ、やがて株全体が枯死する。地際の茎が縦に裂けてヤニを出し、切ると導管が褐変している。
予防 抵抗性台木の接ぎ木苗を用い、ウリ科の連作を避ける。排水を改善し、被害株の残さや汚染土を持ち込まない。
対処 発病株は根ごと抜き取って処分する。薬剤による治療は難しく、太陽熱消毒や輪作で次作の菌密度を下げる。
レース分化があり品種選定が重要
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Fusarium oxysporum、Fusarium oxysporum f. sp. batatas、Fusarium oxysporum f. sp. cucumerinum ほか6
メロン黄化えそ病
主要病気一般的な内容
症状 葉に黄色い小斑点が多数現れ、進行すると斑がえそ化して葉が枯れる。生育が停滞し、果実の肥大と糖度が落ちる。
予防 育苗期から防虫ネットと粘着トラップでアザミウマの侵入を防ぐ。ハウス周囲の雑草を除き、発生源を断つ。
対処 治療できないため発病株は袋に入れて抜き取り処分する。残る株のアザミウマを薬剤系統を替えながら防除する。
施設栽培で被害が大きい
病原・原因(この病名で報告のあるもの): メロン黄化えそウイルス (MYSV)、ミナミキイロアザミウマ
ウリハムシ
よくある害虫一般的な内容
症状 葉にコンパスで描いたような円形・弧状の食痕が並ぶ。生育初期の苗では葉が食い尽くされ、生育が大きく遅れる。
予防 定植直後からあんどん囲いや防虫ネットで苗を保護する。銀色マルチで飛来を減らし、周囲の雑草を刈る。
対処 動きが鈍い早朝に成虫を捕殺する。被害が続く場合はウリ科に登録のある薬剤を苗の時期に重点的に使う。
葉と根の両方を食害される
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ウリハムシ
カボチャモザイク病
よくある病気一般的な内容WMV
症状 葉が黄緑のモザイクを呈し、縮れて小型化する。つるの伸びが悪くなり、果実に淡い色ムラや変形が出る。
予防 シルバーマルチや不織布でアブラムシの飛来を抑え、育苗期を守る。周辺のマメ科・ウリ科雑草を早めに除草する。
対処 治療手段はないため発病株は抜き取り処分する。周囲株のアブラムシを防除し、作業器具を介した接触も避ける。
果実の網目が乱れる
病原・原因(この病名で報告のあるもの): アブラムシ類、Potyvirus citrulli、カボチャモザイクウイルス (WMV)
キュウリモザイク病
よくある病気一般的な内容CMV
症状 新葉に黄緑のモザイクが出て、葉が縮れ株全体が萎縮する。果実は色ムラやいびつな変形を起こす。
予防 シルバーマルチや防虫ネットでアブラムシの飛来を抑える。周囲の雑草を除き、ウイルスの越冬源を減らす。
対処 治療できないため発病株は早期に抜き取る。残った株のアブラムシを防除し、抜き取り作業は媒介虫を飛ばさないよう袋に入れて行う。
果実の品質低下が大きい
病原・原因(この病名で報告のあるもの): アブラムシ類、キュウリモザイクウイルス (CMV)、Cucumovirus CMV
ズッキーニ黄斑モザイク病
よくある病気一般的な内容ZYMV
症状 葉に強い黄斑モザイクが出て、葉が細く裂けたように奇形化する。果実はこぶ状に凸凹し、ねじれて曲がる。
予防 シルバーマルチと防虫ネットでアブラムシの飛来を減らす。健全種子を使い、周囲のウリ科雑草を除去する。
対処 治療できないので発病株は速やかに抜き取り処分する。抜く前にアブラムシを防除し、健全株へ飛び移らせないようにする。
品質低下が著しい
病原・原因(この病名で報告のあるもの): アブラムシ類、Potyvirus cucurbitaflavitesselati、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス (ZYMV)
つる枯病
よくある病気一般的な内容
症状 茎の節部や地際に灰褐色の病斑ができ、褐色のヤニを分泌して縦に裂ける。葉には円形〜V字形の褐色病斑が生じ、病斑上に黒色の小粒点が現れる。
予防 整枝や摘心の傷口を雨に濡らさないよう晴天時に作業する。連作を避け、被害つるは残さず処分して排水を良くする。
対処 発病した茎葉は切り取って処分し、傷口を作らないようにする。降雨前に登録のある殺菌剤を茎まで届くように散布する。
多雨年に茎にヤニを出す
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Didymella bryoniae、Stagonosporopsis cucurbitacearum、クローバ葉脈黄化ウイルス
斑点細菌病
よくある病気
症状 葉に水浸状の角形斑ができ、乾くと中央が破れて穴になる。果実には小さな水浸状斑ができ、そこから腐敗が進む。
予防 健全種子を用い、ウリ科の連作を避ける。雨よけとマルチで泥はねを防ぎ、風通しをよくして結露を減らす。
対処 発病葉は早めに除去し、圃場外へ持ち出す。露のある朝の作業や整枝を避け、周囲株に銅剤を予防散布する。
多湿のハウスで発生
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax valerianellae、Burkholderia andropogonis、Herbaspirillum sp. ほか23
キュウリ緑斑モザイク病
ときどき病気一般的な内容CGMMV
症状 葉に濃緑の斑や盛り上がりを伴うモザイクが出る。果実の表面がまだらになり、内部が変色して食味が落ちる。
予防 消毒種子と健全苗を使い、ウリ科の連作を避ける。整枝・摘果の前に手を洗い、ハサミを株ごとに消毒する。
対処 治療できないので発病株は根ごと抜き取り処分する。使用した資材と支柱を消毒し、残渣を圃場にすき込まない。
果実表面がまだらになる
病原・原因(この病名で報告のあるもの): キュウリ緑斑モザイクウイルス (CGMMV)
青枯病
病気一般的な内容
症状 日中に葉が青いまましおれ、朝夕は回復する状態を数日繰り返したのち枯死する。茎を切って水に浸すと白濁した細菌液が糸を引いて出る。
予防 連作を避け、抵抗性台木の接ぎ木苗を使う。排水をよくして高畝にし、根を傷つける深耕や過度な中耕を控える。
対処 有効な治療手段はないため、発病株は土ごと早めに抜き取り処分する。作業に使ったハサミや手を洗い、同じ場所でのナス科の連作をやめる。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Erwinia tracheiphila、青枯病菌、Ralstonia sp.
疫病
病気一般的な内容
症状 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。
予防 健全な種いも・苗を使い、排水と通風を確保する。雨よけ栽培や敷きわらで泥はねを防ぎ、ナス科の連作を避ける。
対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外で処分する。降雨前に登録のある殺菌剤を予防散布するのが基本で、発生後の回復は難しい。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Phytophthora asparagi、Phytophthora cactorum、Phytophthora cambivora ほか26
黄化えそ病
病気一般的な内容
症状 葉に褐色のえそ斑や輪紋が現れ、新芽が萎縮して黒ずむ。果実には同心円状の黄色い輪紋ができ、出荷できなくなる。
予防 育苗期から防虫ネットと青色粘着トラップでアザミウマの侵入を抑える。周囲の花壇や雑草を管理し、感染源を減らす。
対処 治療はできないため発病株は早期に抜き取り、袋に密封して処分する。残る株のアザミウマ防除を系統を変えながら継続する。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ミカンキイロアザミウマ、Orthotospovirus tomatomaculae、トマト黄化えそウイルス (TSWV) ほか3
褐斑病
病気一般的な内容
症状 葉に淡褐色〜灰褐色の小斑点ができ、拡大して不整形の病斑となる。病斑が融合すると葉全体が枯れ、株の勢いが急落する。
予防 換気と除湿で葉の濡れ時間を短くし、密植を避ける。被害葉と残さは早めに処分し、連作ほ場では品種と作型を見直す。
対処 初発を見たら病葉を除去し、登録のある殺菌剤を葉裏まで散布する。耐性菌が出やすいので同一系統の連用は避ける。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax avenae subsp. cattleyae、Alternaria alternata、Alternaria dauci ほか57
菌核病
病気一般的な内容
症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。
予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。
対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5
黒腐病
病気一般的な内容
症状 葉の縁からV字形の黄変が進み、葉脈が黒く網目状に浮き出る。進行すると株全体が萎れて枯れる。
予防 健全種子・健全苗を使い、連作を避ける。雨天時の作業や整枝を控え、株間を空けて葉を乾きやすくする。
対処 発病葉と発病株は早めに取り除き、圃場外で処分する。残渣は必ず片づけ、翌作はアブラナ科以外を作付けする。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria alternata、Alternaria citri、Botryosphaeria obtusa ほか10
黒星病
病気一般的な内容
症状 バラでは葉に黒褐色の放射状の病斑ができ、周囲が黄化して落葉する。ナシでは葉や果実、幼果のがく部に黒いすす状の病斑が現れ、果実が変形する。
予防 泥はねと雨滴の跳ね返りを防ぎ、落葉や被害果を必ず片付ける。込み合った枝は剪定して株内の風通しをよくする。
対処 発病した葉・果実は摘み取り、地面の落葉も回収して処分する。感染期にあたる春の降雨前後に登録のある殺菌剤を散布する。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria bataticola、Cercospora corchori、Cladosporium carpophilum ほか10
白絹病
病気一般的な内容
症状 地際の茎が水浸状に腐り、白い絹糸のような菌糸が株元と周囲の土表に広がる。やがて菜種粒大の褐色の菌核ができ、株は急速に萎凋枯死する。
予防 排水を良くし、未熟な有機物を地際に置かない。被害株は菌核ごと除去し、高温期の深いマルチや敷きわらの過湿に注意する。
対処 発病株と周囲の土をまとめて除去して処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作を行い、必要なら登録のある薬剤を株元処理する。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotium rolfsii
炭疽病
病気一般的な内容
症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。
予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。
対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66
苗立枯病
病気一般的な内容
症状 地際部がくびれて水浸状〜褐色に細くなり、苗がぱたりと倒伏する。発芽前に侵されると出芽自体がそろわず、欠株となる。
予防 清潔な新しい培土と消毒済みの容器を使い、播種後の過湿と厚まきを避ける。換気して苗を締めて育てることが最大の予防である。
対処 発病苗と周囲の培土は速やかに取り除く。灌水を控えて表面を乾かし、必要に応じて登録のある薬剤で灌注処理を行う。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Achlya klebsiana、Cylindrocladium canadense、Fusarium avenaceum ほか41
軟腐病
病気一般的な内容
症状 地際や結球部が水浸状に軟化し、やがてドロドロに崩れる。腐敗部から独特の不快臭がする。
予防 高畝にして排水と通風を確保し、株間を詰めすぎない。収穫や間引きで作った傷を長雨の前に作らないようにする。
対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外へ持ち出して処分する。周囲へ広がるため残渣をすき込まず、銅剤の予防散布に切り替える。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Choanephoroidea cucurbitae、Dickeya solani、Dickeya sp. ほか11
ネグサレセンチュウ
害虫一般的な内容
症状 根の表面に黒褐色の細長い壊死斑ができ、細根が腐って減る。地上部は生育が揃わず、株が小さいまま葉色が薄くなる。
予防 被害の出た区画では同科の連作を避け、緑肥やイネ科作物を輪作に組み込む。清潔な用土と健全な苗を使う。
対処 被害根は残さず抜き取って処分し、土壌の太陽熱消毒を行う。密度が高い圃場では栽培する作物自体を切り替える。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ネグサレセンチュウ属、ミナミネグサレセンチュウ、スズランネグサレセンチュウ ほか8
根腐病
病気一般的な内容
症状 細根が褐色〜黒褐色に腐り、株の生育が止まって下葉から黄化する。日中に萎れやすくなり、進行すると株ごと枯死する。
予防 排水性の良い用土と高畝を用い、灌水は表土が乾いてから行う。受け皿に水を溜めず、鉢の連用時は用土を更新する。
対処 発病株は抜き取り、周囲の過湿を解消する。軽症なら灌水を控えて根の回復を待ち、必要に応じ登録のある薬剤を灌注する。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aphanomyces cladogamus、Aphanomyces cochlioides、Cylindrocladium floridanum ほか47
ネコブセンチュウ
害虫一般的な内容
症状 日中に株が萎れ、施肥や潅水をしても回復しない。抜き取ると根に大小の こぶ が数珠状に付き、細根が乏しい。
予防 同じ科の連作を避け、対抗植物のマリーゴールドや緑肥を輪作に入れる。抵抗性台木の接ぎ木苗を使うのも有効だ。
対処 被害株は根ごと抜き取り圃場外へ持ち出す。夏季は透明マルチによる太陽熱消毒で土壌中の密度を下げる。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ネコブセンチュウ属、アレナリアネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ ほか5
灰色かび病
病気一般的な内容
症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。
予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。
対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2
半身萎凋病
病気一般的な内容
症状 下葉の片側だけが黄変・萎凋し、症状が上位葉へ進む。茎の導管が淡褐色に変色し、株は生育不良のまま枯れていく。
予防 抵抗性台木の接ぎ木苗を使い、ナス科・ウリ科の連作を避ける。被害残さを持ち込まず、地温の上がりすぎ・下がりすぎを避ける。
対処 発病株は抜き取り処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作で菌密度を下げ、必要なら登録のある土壌消毒剤を検討する。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Verticillium albo-atrum、Verticillium dahliae、Verticillium nigrescens ほか1
斑点病
病気一般的な内容
症状 下葉から褐色〜灰白色の小さな円形病斑が現れ、中央が灰色になって黒い小粒点を伴う。病斑が増えると葉が黄化して早期に落葉する。
予防 被害残さを畑に残さず処分し、種子伝染を避けるため健全な種子を用いる。泥はねを防ぎ、連作を避けて風通しを確保する。
対処 発病葉は摘除して持ち出す。多雨期には登録のある殺菌剤を予防的に散布し、下葉から順に薬液がかかるようにする。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acroconidiella tropaeoli、Alternaria azukiae、Alternaria dianthi ほか80
べと病
病気一般的な内容Pcu
症状 葉表に淡黄色〜黄褐色の角形病斑ができ、葉裏の同じ位置に灰紫色のかびを生じる。病斑が融合して葉が枯れ上がり、株全体が早期に衰える。
予防 密植を避け、株元の泥はねをマルチで防ぐ。夕方の灌水を控えて葉を長時間濡らさず、連作は避ける。
対処 発病葉は早期に除去し圃場外へ処分する。多湿が続く時期は予防的に登録のある殺菌剤を散布し、葉裏にかかるようにする。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Bremia centaureae、Bremia lactucae、Bremia taraxaci ほか30
記録されている病名(30)
農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。
よくあるトラブル
実が甘くない
葉が少ないか、収穫前の水の多さ、日照不足です。1株の着果数を絞り、収穫1週間前から水を控えます。
実が割れる
収穫直前の大雨や急な水やりです。収穫前は水を控えめにし、雨の後は早めに収穫します。
品種一覧(14)
Gadenin の作物マスタに登録されているメロン・マクワの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
か1
その他13
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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