科: ナス科属: ナス属日当たり: 日なた水やり: 乾いたらたっぷり。実の肥大期は安定させる耐寒性: 弱い(霜で枯れる)
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
中玉トマトを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
定植日と一番花
一番花が咲いた苗を定植します。両方の日付を残しましょう。
脇芽かきの記録
週1回の脇芽かきが基本。抜けがないか残しましょう。
初収穫日と房ごとの数
開花から45〜50日で色づきます。房ごとの数を残しましょう。
摘芯した日
5〜6段で摘芯します。日付を残しましょう。
収穫までのコツ
中玉トマトを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
1房5個に摘果して形を揃える
中玉は1房に5〜8個つきますが、多いと大小が混ざります。着果後に先端の小さい実を摘んで5個前後に整えると、粒の揃った房になります。
株間は45cm取って植える
中玉は大玉より葉が茂り、狭いと下の房まで日が届きません。45〜50cm空けると風が抜け、房の色づきが上から下まで均一になります。
誘引の紐は8の字にかける
茎は生育につれて太くなるため、直接きつく縛ると食い込みます。支柱と茎の間に8の字のゆとりを作れば、実の重みでも折れず茎も太れます。
ヘタの際まで色づいてから採る
中玉は完熟でも実が崩れにくく、樹上で熟すほど酸味が抜けます。ヘタ回りの緑が消えるまで待つと、大玉に近い濃い味になります。
わき芽は手で折って取る
はさみを使うと前の株の樹液が傷口に触れ、切り口も乾きにくくなります。晴れた日の午前に指で横へ折れば、傷が数時間でふさがります。
中玉トマトの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥探す言葉「完熟堆肥 牛ふん」
- 規格の目安
- 牛ふん堆肥かバーク堆肥。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 1 ㎡あたり 2〜3kg(およそ 5〜8L)。
最初にやることは土づくりです。植え付けの 2〜3 週間前に入れて、土になじませます。
- 化成肥料(8-8-8 など)探す言葉「化成肥料 8-8-8」
- 規格の目安
- 粒状。1kg 袋なら一年ぶんの追肥に足ります。
- 数量の目安
- 元肥は 1 ㎡あたり 100g、追肥は 1 回 30〜50g。
元肥にも追肥にも同じものが使えます。まず 1 袋あれば十分です。
- 移植ごて探す言葉「移植ごて ステンレス」
- 規格の目安
- 幅 6〜8cm のステンレス製。柄と刃が一体のものは曲がりません。
種まきから植え付けまで、いちばん手に取る道具です。
- 防虫ネット探す言葉「防虫ネット 目合い1mm」
- 規格の目安
- 目合い 1mm、幅 180cm。トンネル支柱と合わせて使います。
薬を使わずに虫を防ぐなら、まずこれです。1mm で止まるのは蛾や蝶。アブラムシやアザミウマまで狙うなら 0.6mm 以下が要りますが、そのぶん風が通らなくなります。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
- 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。
中玉トマトの病害虫(103)
中玉トマトでの症状・予防・対処を、重要度の高い順に並べています。
かいよう病
主要病気Cmm
症状 片側の小葉から縁が枯れ上がり、茎を裂くと導管が褐変している。果実には白い輪に囲まれた鳥目状の斑点ができる。
予防 消毒済みの種子と健全苗を使う。整枝・芽かきのハサミは株ごとに消毒し、なるべく手で乾いた日に行う。
対処 治療できないため発病株は早期に抜き取り処分する。使用した資材と支柱を消毒し、同じ場所でのトマト連作をやめる。
作業器具の消毒が最大の対策
病原・原因(この病名で報告のあるもの): トマトかいよう病菌、Curtobacterium flaccumfaciens、Curtobacterium flaccumfaciens pv. oortii ほか10
斑葉細菌病
主要病気Pst:0
症状 葉に黄色いハローを伴う 1〜3mm の黒褐色斑が散在し、多発すると葉全体が枯れ上がる。果実には黒い点状の斑点が散在し、商品価値を落とす。
予防 健全種子を使い、連作を避ける。株元にマルチを敷いて泥はねを防ぎ、雨の当たりにくい環境で管理する。
対処 発病葉は早めに摘み取って処分し、銅剤で予防的に守る。多湿を招く過繁茂を整理し、灌水は株元へ静かに行う。
低温多雨の春先に出やすい
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax valerianellae、Pseudomonas syringae pv. primulae、トマト斑点細菌病菌 ほか1
斑点細菌病
ときどき病気Xspp
症状 葉に水浸状の小斑ができ、のちに褐色でかさぶた状になり周囲が黄化する。果実にはざらついた褐色のかさぶた斑ができる。
予防 健全苗を用い、ナス科の連作を避ける。雨よけと敷きわらで泥はねを抑え、風通しよく整枝する。
対処 発病葉・発病果は摘み取って処分し、周囲株に銅剤を予防散布する。作業は葉が乾いた時間帯に行い、雨中の管理を避ける。
同属菌により斑点を生じる
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax valerianellae、Burkholderia andropogonis、Herbaspirillum sp. ほか23
ほかに報告のある病害虫(100)
中玉トマトで発生の報告がある病害虫です。病害虫辞典に説明があるものは、名前から症状・予防・対処を開けます。
よくあるトラブル
実が割れる
乾燥後の急な水分です。マルチと雨よけで水分を安定させます。
実の尻が黒く腐る
尻腐れです。水切れでカルシウムが届かないのが主因。水を安定させ、窒素過多を避けます。
葉ばかり茂って実がつかない
窒素過多です。元肥を控え、実がついてから追肥します。
下葉が黄色くなる
肥料切れか病気です。実がつき始めたら2週間おきに追肥します。
品種一覧(4)
Gadenin の作物マスタに登録されている中玉トマトの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
その他4
中玉トマトの動画ランキング
中玉トマトを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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