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🥕 野菜・果菜

小松菜(コマツナ)の育て方|栽培方法と収穫までのコツ

周年栽培しやすく、まき時の記録が最も役立つ作物のひとつです。

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小松菜の写真

科: アブラナ科属: Brassica

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育収穫

9月の小松菜は「収穫」の時期です。 9月の畑仕事を見る

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小松菜を詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

よくある悩み・今の作業

小松菜で実際に起きる悩みと、時期ごとの作業を 1 つずつ解決する記事です。

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小松菜の悩みと作業をすべて見る

記録しておきたいタイミング

播種した日

小松菜は 30〜40 日で採れます。ずらして播いた日を全部残すと、切れ目なく収穫する計画が作れます。

ネットをかけた日

アブラナ科なので虫がつきます。播種と同時にネットをかけた日を残します。

間引き菜を採った日

間引いたものも食べられます。いつ・どのくらい採れたかを残しておきます。

収穫した日

20〜25cm が採り頃。播種からの日数を残すと、季節ごとの生育速度の違いが見えます。

小松菜の種まき・まき方を詳しく見る

収穫までのコツ

小松菜を育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

秋まきで葉を厚く育てる

気温が下がる時期に育つと葉が肉厚になり、甘みが出ます。9月から10月にまくと生育に40日ほどかかりますが、味の差ははっきりします。

移植せず畑に直まきする

根を傷めると生育が数日止まり、その間に葉が硬くなります。ポット苗を使わずすじまきにして、生育に応じて間隔を広げるほうが早く育ちます。

草丈25cmを目安に抜き取る

大きくしすぎると葉柄が筋張り、味も粗くなります。25cm前後、葉が7〜8枚そろった株から順に根ごと抜くと、残った株が広がれます。

生育の途中で一度追肥する

肥料が切れると葉の緑が薄くなり、株が立ち上がりません。本葉4枚の頃に化成肥料条間へひと握り施すと、葉の張りと厚みが戻ります。

冬はトンネルで保温する

気温が5度を下回ると生育がほぼ止まり、葉先が傷みます。ビニールトンネルをかけると株が緩やかに育ち続け、真冬でも順に収穫できます。

小松菜の収穫と寒締めを詳しく見る

小松菜の栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
  • 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。

小松菜の病害虫(14

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

白さび病

よくある病気

時期 秋〜冬(10〜12月)出る場所出やすい条件 低温多湿。密植

症状 葉裏に白い盛り上がった斑点、表に黄色い斑が出ます。葉を食べる作物なので見た目に直結します。

予防 密植を避けて風を通します。連作を避け、朝露が早く乾く配置にします。

対処 発病葉を取り除きます。小松菜は生育が早いので、次の播種に切り替えるのも手です。

低温期のべたがけ下で発生

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Albugo candida、Albugo ipomoeae-aquaticae、Albugo ipomoeae-hardwickii ほか5

萎黄病

病気一般的な内容

症状 下葉から黄化し、葉柄がねじれて株が片側に傾く。導管が褐変し、生育が止まって結球しないまま枯れることがある。

予防 抵抗性品種を選び、アブラナ科・イチゴの連作を避ける。無病苗を使い、汚染土壌を農具や靴で持ち込まない。

対処 発病株は根ごと抜き取って処分する。治療は困難なので、輪作や太陽熱消毒で次作の菌密度を下げることを優先する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Candidatus、Fusarium oxysporum、Fusarium oxysporum f. sp. apii ほか8

うどんこ病

病気一般的な内容

症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。

予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。

対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59

菌核病

病気一般的な内容

症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。

予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。

対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5

炭疽病

病気一般的な内容

症状 葉や果実に淡褐色〜黒褐色の円形病斑ができ、中央がややくぼんで輪郭がはっきりする。湿ると病斑上に鮭肉色の粘質な胞子塊がにじみ出る。

予防 雨よけと敷きわらで泥はねを防ぎ、風通しをよくする。被害残さは土中にすき込まず処分し、無病苗を用いる。

対処 病斑のある葉・果実は早めに摘み取って処分する。梅雨期は登録のある殺菌剤を降雨の前後に散布して感染を抑える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

べと病

病気一般的な内容

症状 葉表に淡黄色〜黄褐色の角形病斑ができ、葉裏の同じ位置に灰紫色のかびを生じる。病斑が融合して葉が枯れ上がり、株全体が早期に衰える。

予防 密植を避け、株元の泥はねをマルチで防ぐ。夕方の灌水を控えて葉を長時間濡らさず、連作は避ける。

対処 発病葉は早期に除去し圃場外へ処分する。多湿が続く時期は予防的に登録のある殺菌剤を散布し、葉裏にかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Bremia centaureae、Bremia lactucae、Bremia taraxaci ほか30

小松菜の病害虫の警戒を詳しく見る

記録されている病名(7

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

モザイク病リゾクトニア病斑葉病白斑病黄葉病黒斑病黒斑細菌病

よくあるトラブル

葉が穴だらけ

コナガ・アオムシ・キスジノミハムシです。播種と同時に防虫ネットをかけるのが確実です。

茎が細くひょろ長い

密植と日照不足による徒長です。間引いて株間を確保します。

すぐとう立ちする

春まきで気温が上がると花茎が伸びます。若いうちに採り切るか、秋まきに回します。

夏に育ちが悪い

高温と乾燥に弱い作物です。夏は遮光と水やりで凌ぐか、涼しくなってから播きます。

品種一覧(29

Gadenin の作物マスタに登録されている小松菜の品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

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その他15

小松菜の動画ランキング

小松菜を扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。

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この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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作物名に「小松菜」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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