科: キク科属: アキノノゲシ属
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
レタスを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
播種・定植した日
レタスは高温で発芽しません。播いた日と気温を残すと、翌年の夏まきの判断ができます。
定植から収穫までの日数
結球レタスで 60 日前後、リーフレタスで 30〜40 日。実測を残すと計画が立ちます。
外葉から採り始めた日
リーフレタスは外葉から少しずつ採れます。採り始めた日と、どのくらいの期間採れたかを残します。
とう立ちした日
気温が上がると花茎が伸びます。とう立ちした日を残すと、翌年の播き時が決まります。
収穫までのコツ
レタスを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
株間30cmで結球させる
玉レタスは外葉が20枚ほど育ってから巻き始めます。株間が狭いと外葉が広がれず、玉が小さいまま止まるので30cmは確保します。
浅植えにして株元を埋めない
生長点が土に埋まると芯が傷み、玉がうまく巻きません。根鉢の肩が地面と同じ高さになるよう植え、株元に土をかけないでください。
巻き始める前に追肥する
玉が締まり出してからの肥料は間に合わず、葉先が薄いままになります。定植3週間後、外葉が立ち上がる頃に化成肥料を株間へ施します。
玉を押して硬さを確かめる
見た目が大きくても中がすかすかなことがあります。手のひらで軽く押して弾力があり、上部が締まっていれば採り頃で、遅らせると裂けます。
レタスの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥探す言葉「完熟堆肥 牛ふん」
- 規格の目安
- 牛ふん堆肥かバーク堆肥。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 1 ㎡あたり 2〜3kg(およそ 5〜8L)。
最初にやることは土づくりです。植え付けの 2〜3 週間前に入れて、土になじませます。
- 化成肥料(8-8-8 など)探す言葉「化成肥料 8-8-8」
- 規格の目安
- 粒状。1kg 袋なら一年ぶんの追肥に足ります。
- 数量の目安
- 元肥は 1 ㎡あたり 100g、追肥は 1 回 30〜50g。
元肥にも追肥にも同じものが使えます。まず 1 袋あれば十分です。
- 移植ごて探す言葉「移植ごて ステンレス」
- 規格の目安
- 幅 6〜8cm のステンレス製。柄と刃が一体のものは曲がりません。
種まきから植え付けまで、いちばん手に取る道具です。
- 防虫ネット探す言葉「防虫ネット 目合い1mm」
- 規格の目安
- 目合い 1mm、幅 180cm。トンネル支柱と合わせて使います。
薬を使わずに虫を防ぐなら、まずこれです。1mm で止まるのは蛾や蝶。アブラムシやアザミウマまで狙うなら 0.6mm 以下が要りますが、そのぶん風が通らなくなります。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
- 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。
レタスの病害虫(44)
レタスでの症状・予防・対処を、重要度の高い順に並べています。
菌核病
主要病気
時期 春・秋の低温多湿(4〜5月、10〜11月)出る場所 株元・結球部出やすい条件 低温多湿。密植。連作
症状 株元が水浸み状に腐り、白い綿のようなカビと黒いネズミの糞状の粒(菌核)ができます。株ごと倒れます。
予防 高畝とマルチで株元を乾かし、株間を確保します。連作を避けます。
対処 発病株は菌核が土に落ちる前に、周りの土ごと取り除きます。菌核は数年生き残ります。
結球期の低温多湿で株元から腐る
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5
アブラムシ類
よくある害虫Nr
時期 春・秋(4〜6月、10〜11月)出る場所 葉裏・結球部出やすい条件 乾燥。窒素過多
症状 葉裏に群生し、結球部の中にも入り込みます。
予防 防虫ネットとシルバーマルチ。結球前に叩くこと。
対処 巻いた後は手が届かないので、結球前が勝負です。
Nasonovia ribisnigri 抵抗性品種がある
病原・原因(この病名で報告のあるもの): アブラムシ類、Nasonovia ribisnigri
ナメクジ類
よくある害虫
時期 梅雨・秋雨(5〜6月、9〜10月)出る場所 外葉・結球部出やすい条件 雨の後。株元が湿っているとき
症状 葉に不規則な穴が開き、光る粘液の跡が残ります。夜のうちに食べられます。
予防 株元を乾かし、板や鉢などの隠れ家を置かないこと。
対処 夜に捕殺するか誘引剤を置きます。結球部に入られると洗っても取れません。
外葉と結球内に潜む
病原・原因(この病名で報告のあるもの): コウラナメクジ科
軟腐病
よくある病気
時期 秋の高温多雨(9〜10月)出る場所 株元・結球部出やすい条件 高温多湿。傷口
症状 株元が軟らかく腐り、強い悪臭がします。
予防 高畝で排水を良くし、虫の食害痕を減らします。
対処 抜いて処分します。悪臭で菌核病と区別できます。
外葉の傷から進行
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Choanephoroidea cucurbitae、Dickeya solani、Dickeya sp. ほか11
べと病
よくある病気Bl
時期 春・秋の低温多湿(4〜5月、10〜11月)出る場所 葉(下葉から)出やすい条件 低温多湿。朝露
症状 下葉に葉脈に区切られた黄色い斑ができ、裏に白いカビが生えます。
予防 密植を避けて風を通し、朝露が早く乾く配置にします。
対処 発病葉を取り除きます。外葉だけなら収穫に大きく影響しません。
外葉から発生する
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Bremia centaureae、Bremia lactucae、Bremia taraxaci ほか30
ほかに報告のある病害虫(39)
レタスで発生の報告がある病害虫です。病害虫辞典に説明があるものは、名前から症状・予防・対処を開けます。
よくあるトラブル
発芽しない
レタスは高温 (25℃以上) で発芽しません。夏まきは冷蔵庫で芽出ししてから播きます。好光性なので覆土も薄く。
苦くなる・とう立ちする
高温と日長でとう立ちし、苦味が出ます。春は早めに採り切り、秋にずらして播くのが安全です。
葉がドロドロに腐る
軟腐病です。高温多湿と傷口から入ります。水はけを良くし、株間を空けます。発病株は畑の外に出します。
ナメクジに食われる
葉が地面に近いので狙われます。株元の枯れ葉を片付け、必要なら誘引剤を使います。
品種一覧(34)
Gadenin の作物マスタに登録されているレタスの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
さ1
た1
は1
その他31
レタスの動画ランキング
レタスを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
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